
プロヴァン天空の城ゴルド

位置する”鷹の巣村”の一つです。
村のシンボルでもある丘の頂上の城塞と、それを取り囲むようにひな壇状に立ち並ぶ石造りの家々からなる美しい村は、遠くから見ると宙に浮いているように見えることから
「天空の城」
とも呼ばれています。
<鷹の巣村とは>
中世のころに人里離れた小高い山の上や急峻な崖の上に築かれた集落を、鷲がほかの動物が襲ってこないような切り立った崖に巣を作るのになぞらえて「鷲の巣村」といいます。元々は敵の侵入・攻撃を防ぐために造られた要塞村で、周囲は城壁で囲まれ、村内の道は細く迷路のように入り組んでいます。また、すべての鷲の巣村は、冬の風を避けるために南の斜面に広がっています。南ヨーロッパの山岳地帯に点在していて、中でも南仏コート・ダジュール地方には、100以上の村が存在するといわれています。
<https://www.ab-road.net/europe/france/eze/guide/sightseeing/07568.html>
アヴィニョンからゴルドまでは車で1時間弱。
エズ村、サンテニミ村に引き続きホテル到着はまたまた日没近くになってしまいました。
ゴルドまでの交通はこちらのサイトのアクセス情報でわかりやすく説明されています。
ラ バスティード ドゥ ゴルド(La Bastide de Gordes)
私たちがこのホテルに泊まったのは2006年。
シンプルでモダンなインテリアという印象でしたが、ホテルのサイトを見るとお部屋はかなりクラシカルな感じに変わっています。
肖像画や花柄の壁紙など、好みが大きく分かれそうですね。。
私たちが泊まったのは現在のサイトの<プレステージジュニアスイート>で、床がタイル貼り、天井が大きくアーチ型になっているお部屋です。
床と天井は変わっていなかったのですぐにわかりましたが、内装があまりに変わっていてびっくり。。。
このお部屋からは芝生の中庭に出ることができ、食前酒などを楽しみながらのどかな景色と共にゆっくりと流れる時間を楽しむことができました。
全体的にとても明るく開放感があり、清潔感とホスピタリティー溢れるホテルでした。
屋内プールがとてもきれいで快適でしたので宿泊される際にはぜひ。

映画『プロヴァンスの贈りもの』のロケ地となったゴルド
小説「南仏プロヴァンスの12ヶ月(A Year in Provence)」で有名な作家で今年1月に亡くなられたピーター・メイルをご存知の方は多いと思います。
彼の小説「プロヴァンスの贈りもの」が原作となった映画はご覧になりましたか?
ラッセルクロウ主演、映画のタイトルは小説と同じく
「プロヴァンスの贈りもの (A Good Year)」(2006)
この映画のリドリースコット監督とピーターメイルは、共に’70年代のロンドンの広告業界で活躍した長年の友人とのこと。
この地にぶどう園を所有しているスコット監督との企画を元にピーターメイルが原作を執筆、スコット監督によって映画化されました。
私は「南仏プロヴァンスの12ヶ月」はかなり昔に読みましたが、映画については全く知りませんでした。
早速トレーラーをチェック。
イギリス英語を話すラッセルクロウが新鮮です(^ ^)
こちらの映画はゴルドでも撮影されたとのこと。
最後に
こちらはゴルド村の公式サイトです。
真ん中の<watch the video>をクリックすると動画がご覧いただけます。
これから行かれる方も行ったことがある方も、行きたいけどしばらく行けそうもないという方も、ゴルドそして美しいプロヴァンスの雰囲気をお楽しみいただけます。

ゴルド村のあとはパリへ向け出発。旅もそろそろ終わりです。