ブルーボトル(カツオノエボシ)に刺されたら?!オーストラリアでの体験談と対処法

      2019/05/21

 

カツオノエボシという海の生き物をご存知ですか?

ここオーストラリアでは"Blue Bottle(ブルーボトル)"と呼ばれている
青いクラゲのような生き物で、

刺されると電気が走ったような激痛におそわれることから
別名『電気クラゲ』とも呼ばれています。

検索すると”猛毒”などと出てくるのでちょっと怖いですよね。

実際に刺されるとどうなるのか。

次女が4歳の時にブルーボトル(カツオノエボシ)に刺されたお話です。

オーストラリアでブルーボトルに刺された体験談

ある夏の日、まだ就学前だった次女を連れてビーチへ行った日のことです。
(我が家は現在オーストラリア在住です)

浜辺にブルーボトルが打ち上げられている光景は
今までに何度も見たことがあるので、

ブルーボトルがいたら
その日はそのビーチには行かない程度の知識はありましたが、

次女を連れて行ったそのビーチにはその日は
ブルーボトルの姿は一切無く、
まさかの出来事でした。

波打ち際で楽しそうに遊んでいた次女が
突然火がついたように泣き叫びました。

もう何がなんだかわからずに抱き上げると

隣にいたおじさんが

『たぶんブルーボトルに刺されたんだと思うよ』

と教えてくれました。

次女がこんなに泣き叫んでいるのに特に焦っている感じもなく
の〜んびりとしたおじさん。

とりあえず抱きかかえたまま救護室へ向かいました。

『she's been stung by a blue bottle』(私)
(ブルーボトルに刺されたみたいなんだけど!((((;゚Д゚)))))))

『Ohhh poor little one, well, there is nothing much we can do』(ライフセーバー)
(おぉ〜可哀想に。。。でもできることってそんなにないんだよね〜)

という、よくある薄いリアクション。

よく見るとトップガンのバルキルマー演じる
アイスマン似(古過ぎ。。。)のライフセーバー。

若い方すみません。アイスマン↓

鍛えられた体と真っ白い歯におそろしく似合い過ぎるサングラス。。。

こんな非常時に、子供が泣き叫んでいるというのに
一瞬夢の世界へ飛んでいきましたが、

ふと我にかえると、次女の脚の付け根にアイスパックをのせてくれていました。
リンパを冷やすといいのだそう。

そして家に帰ったら今度はぬるま湯のお風呂にしばらく入ると
だいぶ痛みが和らぐと教えてくれました。

この時点で刺されてから15分くらい。

まだメソメソしていましたが、だいぶ落ち着いてグミを食べていました。

おそらく次女が刺されたカツオノエボシは小さかったのだとは思いますが、
4歳の小さな体にはだいぶ激しい痛みだったと想像します。

そして気がつくと自分の手もジンジンしていて麻酔をしたような感覚。

次女の脚についていたブルーボトルを、
その時は何かも分からず
夢中で手で払い落とした時に刺されたようです。

帰り道、次女が刺された付近で次女と同じくらいの年齢の子が
同じように遊んでいたので、

お母さんと思われる方に状況を説明して家へ帰りました。

家に着いたのは刺されてから約1時間半後くらい。

一応言われた通りにぬるま湯のお風呂に入れましたが、

患部は虫刺されのような赤みがあるだけで、
この頃には本人はいつもの通り元気に遊んでいました。

帰り道主人に報告すると、

『Ohhh〜大丈夫〜?』

というまたまた薄いリアクション。

そっか、そんなに大袈裟に心配することでもないんだな、
という安心感を得られたのは確かですが、

主人がブルーボトルに刺された経験は一度や二度では
ないようで、

オーストラリア人で海と共に育った人なら
みんな1回は刺されたことあるんじゃない、
という程度のコメント。

そんな彼も若い頃にブルーボトルの触手がぐるぐるに脚に巻きつき、
その時はさすがに絶叫したらしいです。

体質や刺された場所など、人によっては重症化する場合も
ありますので、

刺されてから明らかに体調が悪化したり、
耐えられない程の激痛が続く場合は

迷わず受診することをおすすめします。

次女が刺された箇所は少しだけ赤く腫れて、
痛がったりすることも特になく2〜3日でひいていきました。

刺された時の正しい対処法と刺された時にやってはいけないこと

刺された時の正しい対処法

*海水で洗い流す

*近くにあるタオルやプラスティックボードを使用して触手を除去する
(素手で除去しない

刺された時にやってはいけないこと

*砂をかけてもむようにして刺胞を取る(刺胞を肌にすり込んでしまう)

*酢をかける
(酢はハブクラゲ刺傷への応急処置としては有効だが、カツオノエボシに対しては、
 その刺激で余計に毒が出てしまいまったくの逆効果である)

*真水で洗う
(真水で洗うと、浸透圧の差で、刺胞の毒液が体内に流れ込みやすくなる)

<wikipediaより>

これはどのサイトにも書かれていることなので

海に向かう時には思い出してみて下さいね。

刺されると相当パニックになりますので、この対処法を
頭に入れておくだけでも違います。

子供が触らないように要注意!

生態や刺された時の対処法など詳しく説明されたサイトの一つ。

夏になると、海岸は海水浴客やサーファーなどで埋め尽くされますね。 この時期は、海岸に青いビニール袋のようなもの…

 

まずは画像で姿形を覚えておきましょう。

見た目はきれいなブルーなので、浜辺にうちあげられたものは
子供が喜んで触ってしまう可能性があります。

大きい子なら画像を見せて絶対に触ってはいけないと伝えておくのも
よいでしょう。

 

 

最後に

北半球はもうすぐ夏休みですね。

海水浴を楽しみにしているご家族もたくさんいらっしゃることと思います。

自然と触れ合うことは常に危険と隣り合わせであるという
緊張感も少し意識しつつ、

ぜひ楽しい夏を過ごして下さいね。

この日の午後、

長女を学校へ迎えに行き何人かのお母さんに朝の出来事を話すと

『Ohhh, welcome to Australia!』

逞しく生きていかなくてはいけないなと思った一件でした。。。

 

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