出産翌日に退院!?キャサリン妃に見る海外出産と日本との違い

      2019/03/13

 

最近第3子のルイ王子を出産されたキャサリン妃。

第1子ジョージ王子、第2子シャーロット王女の時と同様に
出産翌日には元気な笑顔で手をふるキャサリン妃。

出産から退院までの時間は、

ジョージ王子<26時間>

シャーロット王女<10時間>

ルイ王子<7時間>

と報道されており、出産翌日に退院!?

きっと無痛分娩だから、骨格が違うから、など日本では声があがっているようです。

出産時や出産後の状態によっては海外でも数日入院というケースはありますが、
骨格の大きさや無痛/普通分娩に関わらず、

出産翌日に退院するのが普通という国は珍しくないので、
自分の海外出産の健忘録も兼ねて書き起こしてみたいと思います。

オーストラリアで出産。その日に退院。

1人目を日本で、2人目はオーストラリアで出産しました。

当然ながら、妊娠がわかってから出産までも日本とはずいぶん違うことが多く
戸惑うこともありましたが、

2歳だった長女のお世話で
バタバタしているうちにあっという言う間に予定日の月に。

陣痛が始まったらすぐに病院へ

”陣痛間隔10分くらいだともう少し間隔が短くなってからまた連絡するように
言われるけど、陣痛かなと思ったらとにかくすぐに病院に行った方がいい。
言う通り自宅待機してそのまま自宅で産まれてしまった人2人も知ってるから。”

とアドバイスをくれたのは、妊娠中に知り合った日本人のママ。

知り合った日本人のママさん全員こちらで出産されていたので、
生の声はとても貴重でした。

陣痛が始まり病院へ連絡すると、シナリオ通りもう少し自宅待機と言われましたが

『今から行きます』と伝え、

3歳になったばかりの長女をお友達の家に送って病院へ。

病院到着後2時間半で産まれました。

あの時病院の指示通り自宅待機していたかと思うと本当におそろしい。。

特に2人目以降は陣痛が始まってからの進みが早いことが多いので、
アドバイスをくれた日本人ママに本当に感謝です。

産後10時間で退院

出産は夜中1時半。

30分程カンガルーケアをしていると、
”ハニートーストとジャムトーストどっちがいい?”と聞かれたので
ハニートーストをお願いしました。

そして落ち着いたら病室へ移動するのでシャワーを浴びてくるようにとのこと。

出産直後から何事もなかったかのように確かに元気でしたが、

出産1時間後にシャワー。。。

日本で長女を出産した時は、
熱いお湯できっちりと絞ったタオルで背中を拭いてもらったなぁと思いましたが、
そんなことを思い出してもここはオーストラリア。

サクっとシャワーを浴び病室へ。

出産後の興奮状態で目はギラギラ。

久しぶりの小さな小さな新生児をジーっと
眺めながら日記を書いたりしているうちに朝。

食べただけで2kgは体重増加しそうな朝食をいただき軽く検診をしているうちに、

ひと晩、ダディーとママと離れて頑張ってくれた長女と主人が朝10時頃病院へやってきて
11時には退院。

出産から10時間です。

無痛ではありません。骨格も普通の日本人です。
主人が育児休暇を取っているわけでも、サポートしてくれる家族が
近くにいるわけでもなく、

出産後はただ普通の生活に戻るだけ。

それどころか、フランスへの引っ越しが決まっていたので
ダンボールだらけの家に帰りゆっくりする暇も無く荷造りという
過酷な産後ライフでした。

海外で出産後の入院日数が短いのも、日本が一週間近く病院で過ごすのも、
無痛/普通という分娩の種類や骨格や体力が関係しているのではなく、

単純にそういうシステムなのだということだと思います。

退院後は家に帰ることもできましたが、
病院と提携しているケアセンターのようなところで4日間過ごすことにしました。

ここは医療設備はないのですが、看護婦さんが常駐しているホテルのような感じで
家族も一緒に泊まることができ、食事も用意してもらえるという、

退院したらすぐに炊事洗濯、他の子供の世話が待っている私のような人間には
とても嬉しい場所でした。

海外で第2子出産。上の子はどうする?

下の子を出産の時に上の子をどうするか。
頼る人がいない環境では大きな問題ではないでしょうか。

2人目出産の時に上の子を祖父母や親戚に預けるケースは多いと思いますし、

海外出産でも予定日の少し前からおばあちゃんが日本から来てくれているという
話もよく聞きます。

我が家は頼るところなしで自分達でどうにかするしかありませんでした。

病院に相談すると分娩室に連れてきても全然構わないとのことでしたが、
さすがにそれは想定外のシナリオ。

長女が保育園で仲良くしていたお友達の家にお世話になることにしました。

まずはお友達の家に慣れてもらうため事前にプレイデートで
お宅にお邪魔させていただきました。

陣痛が来て病院へ連絡したのは夜10時近かったのですが、
この日はいつもと何かが違うと感じていたのか長女は起きていました。

今10歳の長女は今でもこの夜のことを覚えていると言います。

満月で、ダディーとママが乗った車が行ってしまうのを見ながら
『もう会えないのかな』と考えていたそうで。。。

涙を見せず頑張ってくれたことに感謝です。

家族、親戚が近くにいない環境では、何よりも大切な子供を安心して
預けられる友達がいるというのは本当に感謝すべきことだなと思います。

スウェーデン、デンマーク、オランダ、インド、スリランカ、インドネシア、
アメリカ、イギリス、南アフリカ、アルゼンチン、中国。

パッと思い浮かぶだけでも身近にはこれ程様々な国籍の友人家族がいて、
もちろんみんな我が家のように家族からは遠く離れているので、

何かあればお互い助け合うのは当然のことと思って暮らしています。

日本国内であってもご家族から遠く離れていたり、
様々な事情で頼ることができない場合もたくさんあると思いますので、

日頃から、必要以上に気を遣うことのない頼れる友人、家族ではないけど家族のような、
そんなお友達を持っておくのは大切だと感じました。

日本での出産と海外出産を比べて

単純に出産というものを比べた場合、私は断然日本での出産がよかったと思っています。

一番の理由は、
何かあれば頼れる日本の家族が近くにいるという安心感からくる心の余裕。

実際には退院後は主人と2人の育児で問題無かったのでサポートをお願いすることは
ありませんでしたが、

すぐに会える距離に頼れる人がいるという安心感は本当に大きいと、
海外出産してみて思いました。

そして病院での食事。
日本人として自分が長い間食べ慣れてきた食事はやはり嬉しいものですし、
献立は産後の母体や母乳のことを考えて作られていてさすが日本という感じでした。

オーストラリアの病院やケアセンターの食事もとても良かったのですが、
やはりカロリーは高めなメニューです。

そして最後に、日本での産後入院中の一週間がとても楽しかったのです。。。

ちょうど助産婦の研修生の方達が病院で実習をしている期間に出産し、
1人につき新生児1人を受け持つということで、

夜中、暗い部屋で授乳をしながらお喋りをしたり、出産についてお話したり、
赤ちゃんのことを色々教えてもらったり。

本当に楽しい思い出です。

最後に

日本国内に住まいを持ちつつ、出産は海外でという方も最近は増えているようですね。

それぞれにメリットデメリットがあると思いますが、

なぜ海外で出産したいのか、
日本の出産と比べてどういう点が自分たちの考えに合っているのか、
2人目以降の場合は知らない土地で上の子のお世話はどうするのか、

そして出産翌日笑顔で赤ちゃんを抱っこして退院できるかしら(笑)?

など、たくさんの方の体験談をもとにバースプランを立てて
素敵な出産をされて下さいね。

自分の体験談となってしまいましたが、
最後までお読みいただきありがとうございました。

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